本棚を整理していると、懐かしい写真が出てきました。
人生の再出発を決心した２０００年、この年は私の転機になりました。
４歳の娘を連れて、１か月滞在したニューヨークでの日々が、今の私の原点。
１か月という短い時間でしたが、何倍ものエネルギーを使って、全身で吸収した日々でした。
毎日娘と地下鉄に乗って、ジャズライブに行ったり、ゴスペルをノリノリで歌ったり、美術館に行ったり、セントラルパークで散歩したり、レッスンを受けＮＪでコンサートもしました。
この写真は、小曽根真さんのライブに行った時の写真。
ＮＹでトップ奏者として活躍されている小曽根さんのピアノを聴いて、本当にすごいと思いました。
この時の私の夢は、吉松さんに作品を書いてもらってＣＤをリリースするという夢。
まさかこの頃は、本当に夢が叶うとは思っていなかったかも知れません。
でも、今年その夢が叶い、多くの人に聴いてもらえるチャンスを得ました。
ＣＤ「ヴィネット」は、無我夢中で走り続けた私の１２年間の人生が詰まったものなんです。
色々あったけど、「人生諦めたらあかん！」
セントラルパークでリスを追いかけて走り回ったり、水中に何がいるのか、しゃがんで動かない娘。
