あれから19年。
あの時の激しい揺れは、19年経った今でも忘れられません。
タンスの下敷きになりましたが、無事でした。
3ヶ月間、水道、ガスが使えない状態だったので、日常の有難さをしみじみと感じる日々でした。
そして、当時学生だった私は、この状況の中、音楽で何が出来るのだろうか。と悩んでいました。
その時から19年後の今・・・
明日は、神戸・松方ホールにて「第10回追悼コンサートいのりのとき」に出演します。
合唱団の皆さんとピアノ4手による「レクイエム」、モーツァルトの「Laudate dominum」、「未来へ」、
そして、私は声楽アンサンブルの皆さんとKOBEルミナリエの音楽から4曲を、祈りを込めて演奏します。
今日は、明日のリハーサルでした。
「祈りの時」(作詞・もりちよこ)
こころを寄せ合う時
涙は祈りになる
祈りは歌になる
歌は、希望になる
************
この詩は、4曲目に演奏する歌詞です。
この歌詞を読んでいるだけでも、涙が出てきます。
実は、この2日間、胃腸炎で39~40度を越える高熱で、苦しんでいました。
40度まで出たのは、生まれて初めてでした。
病院へ行ってインフルエンザの検査をしましたが、違いました。
あまりの苦しさに、今朝までは、もうこのコンサートに出演出来ないと諦めていましたが、今朝ようやく熱が下がり、身体も軽くなり、回復しました。
健康でいる事、命ある事に感謝して、明日は心をこめて演奏したいと思います。
皆様も、体調崩されません様に、お気をつけてお過ごしくださいね。