≪鳥の響展≫
~異端にして自由、繊細にして豪快、天翔ること鳥のごとし~
東京滞在中のメインイベント、吉松隆さんの還暦コンサートが東京オペラシティコンサートホールで開催されました。
チケットは完売、吉松さんの人気は凄いですね!
吉松ファンにとっては、もう夢の様なプログラム。
私もファンの1人ですから、この日をどんなに楽しみにしていた事か。
キース・エマーソン氏も来られていました。
ご本人は客席で、どんな気持ちで演奏を聴かれていたのでしょう。
会場には、お祝いのお花も置かれていました。
休憩時間には、CDや本を買い求める方々も沢山いらっしゃいました。
それにしても、凄い数のCDです・・・
私のCDも置いてくれていましたよ。
私が吉松作品を初めて聴いた作品は、2000年の大阪国際フェスティバルで演奏された「鳥は静かに・・・」。
この曲を聴いて、吉松作品の素晴らしさを知りました。
この日も演奏され、その時の感情が込み上げてきて、胸が熱くなり、涙を流しながら聴いていました。
その後に演奏された須川さんによる「サイバーバード協奏曲」は、吉松作品を本気で取り組みたいと決定的に思った曲。
この演奏を生で聴けるなんて!
本当に素晴らしい演奏で感動しました。
これまで吉松作品を取り組んできた日々を振り返り、更に吉松作品の素晴らしさを再確認出来た、貴重な時間でした。
3部形式の4時間にわたるコンサートは、あっという間に終わりました。
最後のプログラム、「タルカス」の演奏が終わると同時に、キース・エマーソン氏は客席から立ち上がり、拍手。
そして、会場一体がすごい拍手の嵐でした。
最後は、キースエマーソンさんが、ハッピーバースデーの曲をロック調でピアノ演奏というサプライズも!
感動的なフィナーレで締めくくられた夢の様なコンサート。
吉松さん、本当におめでとうございます!